大腸憩室症

大腸憩室症とは

大腸憩室症とは、大腸内部の壁が突出して憩室(けいしつ)を形成する病気です。憩室とは、大腸壁に5~10㎜程度の袋状のへこみのことをいいます。大腸憩室症は、高齢者に多く発症することが知られています。また、大腸憩室症は多くの場合に無症状であることが多いです。そのため、下部消化管内視鏡検査時に、偶然発見されることも多いです。

大腸憩室症の症状

大腸憩室症の症状はあまり見られません。しかし、大腸憩室症に憩室炎を合併すると、腹部の痛み・腹部膨満感・便秘・下痢などの症状がでる場合があります。また、憩室出血(憩室内部からの出血)、血便などの出血を引き起こすこともあります。

大腸憩室症の原因

大腸憩室症の原因としては、大腸壁の筋肉層の衰え、運動不足、食物繊維不足などといわれています。また、便秘、下剤、肥満なども大腸憩室症の要因として考えられています。

大腸憩室症の治療方法

大腸憩室症の悪化予防には、食生活の改善や運動療法、薬物治療などがあります。また、憩室が炎症を起こした場合には、抗生物質の投与や経口的な輸液療法が行われることもあります。重度の場合には手術が必要になることもあります。患者様に適切な治し方を提案させていただきます。

生活習慣の改善

規則的な生活や十分な睡眠を行うことで、自律神経やホルモンバランスの不調を整え、ストレスを改善することが必要です。また、過剰な飲食を避け、栄養バランスの整った食事を摂取することも重要です。

運動療法

自律神経の乱れやストレスを改善するために、適度な運動を行うことが大切です。

薬物療法

患者様の状態を確認させて頂いた上で、患者様に適切な治療方法を提案します。そのためには、大腸カメラ検査などで患者様の状態を正しく診断する必要があります。

大腸憩室症の予防

大腸憩室症を予防するためには、適度な運動や食物繊維の摂取、水分補給、ストレスの軽減などが有効です。また、定期的に大腸カメラ検査を受診し、早期発見、早期治療を行うことが重要です。

大腸憩室症の検査方法

大腸カメラ検査

大腸カメラ検査は、肛門から挿入した細いカメラで大腸の内部を直接観察できる検査方法です。大腸ポリープが発見された場合には、その場で切除することも可能です。検査時間は約15~25分です。また、鎮静剤をご希望の場合には、ほぼ眠った状態で大腸カメラ検査を受けることが可能です。

大腸カメラ検査の特徴

「日本消化器内視鏡学会
専門医による大腸カメラ
検査」

消化器病専門医・日本消化器内視鏡学会専門医・大腸内視鏡スクリーニング認定医である井上欣哉院長が下部内視鏡検査(大腸カメラ検査)を実施いたします。

「楽にかつ早く、正確な判断ができる内視鏡技術の取得」

経験豊富な院長が安心安全で、かつ正確な内視鏡技術を用いて、患者様に「楽にかつ早く」大腸カメラ検査を受けて頂けます。

「鎮静剤を用いた眠って
できる大腸カメラ検査」

当院では、ご希望の方に対して、鎮静剤を用いた眠ってできる大腸カメラ検査を実施しております。ご希望の方は、お気軽にいのうえ内科までご相談ください。

「富士フィルムの最新内視鏡AIシステムを導入」

当院の内視鏡検査は、富士フィルムの最新内視鏡AIシステムを活用しています。内視鏡AIは、微細な早期がん・炎症・病変まで発見する画像診断システムを搭載しています。

「大腸ポリープの日帰り切除手術が可能」

患者様のご希望がある場合には、その場で大腸ポリープを切除することも可能です。

「お腹の張りを抑えた二酸化炭素ガス(CO2)送気」

当院の大腸カメラ検査では、空気の代わりに二酸化炭素ガス(CO2)を用いております。二酸化炭素ガスは、空気よりも体内への吸収が早く、体外への排出も容易といわれており、検査時および検査後の腹部膨満感や腹痛を軽減することできます。

「リカバリールームの完備」

大腸カメラ検査で鎮静剤を使用された場合には、大腸カメラ検査後に意識がはっきりとするまでリカバリールームにてお休みして頂けます。

「院内下剤専用の完全個室の完備」

当院では、完全個室で下剤をお飲み頂くことは可能です。リラックスした空間で、大腸カメラ検査に備えることができます。ご希望の方はお気軽にご相談ください。

「土曜日も内視鏡検査が
可能」

平日に検査を受けるのが難しいという方にも受診をして頂けれるように、土曜日に内視鏡検査を実施しています。福岡県春日市下白水北にある当院までお気軽にご来院ください。

「徹底した感染対策」

当院では、日本消化器内視鏡学会のガイドラインに準じて、内視鏡スコープの消毒や洗浄を実施しております。感染対策も行っており、アルコール消毒や自動精算機の設置および、発熱外来の患者様と導線隔離を実施しております。

「無料駐車場を完備」

当院では、無料駐車場を完備しております。お気軽にご使用ください。
※内視鏡検査時に鎮静剤をご希望の方はご自身で車・自転車など運転することはできませんので、公共交通機関または、ご家族の送迎でご来院ください。

「西鉄バス”下白水”
”下白水北七丁目” バス停
より徒歩 約2分」

当院は、「下白水」「下白水北七丁目」バス停より徒歩 約2分にございます。詳細は、当院ホームページにおけるアクセスをご覧ください
※JR九州新幹線 博多南駅が最寄り駅

 

大腸憩室症でお困りの方は当院へ

いのうえ内科では、消化器内視鏡学会専門医として豊富な経験を持つ医師が、大腸憩室症の治療を行います。また、消化器疾患だけではなく、総合内科専門医・肝臓専門医として、風邪などの病気から糖尿病、高血圧などの診療に加え、食道炎、胃炎、便秘などのお腹に関わる病気まで幅広い診療を行っております。さらに大学病院で肝臓癌の治療・研究の経験があり、肝臓の専門的な診断もいたします。また、心や体の不調に対しては一般的な西洋薬だけではなく、漢方薬も処方しています。地域の皆さんから信頼され、愛されるクリニックを目指して、患者さんが心から笑顔になれるようにお悩みに寄り添い診療を行います。体の不調があれば何でもご相談ください。

当院について

いのうえ内科(内科・消化器内科・漢方内科・内視鏡)では、「会っただけでもホッとする、元気になった。」を目指しています。また、胃カメラや大腸カメラ検査では、細いカメラや鎮静剤を使用することにより、「楽だった」「また受けたい」と思っていただけるような検査・治療を行います福岡県春日市下白水北にある西鉄バス「下白水」「下白水北七丁目」バス停より徒歩約2分 / JR博多南駅 徒歩15分(JR西日本 新幹線停車駅)にあるいのうえ内科までお気軽にご相談をください。

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この記事の監修者

「いのうえ内科」は、「会っただけでもホッとする、元気になった。」と言ってもらえる、親近感が持てる診療をめざしています。 大学卒業後、師匠より「何でも診ることができる医師になれ」との教えを胸に刻み経験を積んでまいりました。心や体の不調に対して、一般的な西洋薬はもとより、漢方薬も処方しています。
西洋薬では対応できないような風邪の諸症状や心身の症状には、漢方薬が効果的であることを知り、故 福富稔明先生に師事し、漢方専門医の資格を取得しました。漢方治療では、身体の状態に合わせて治療を行っていきます。胃カメラや大腸カメラは、細いカメラや鎮静剤を使用することにより、「楽だった」「また受けたい」と思っていただけるような検査・治療を行います。
大腸カメラは、二木会というカメラ挿入法の研究会で勉強し「楽にかつ早く」挿入する技術を身に着けました。大腸ポリープを見つけた際には、希望があればその場で切除することもできます。また、大学病院では肝臓癌の治療・研究を行っておりました。肝臓のことが気になる方も是非ご相談ください。今まで培ってきた経験をもとに地域の皆さんに寄り添い、笑顔にすることができたらと思います。

院長 井上 欣哉 いのうえ きんや

資格

所属学会

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