胃もたれ

胃もたれの症状とは?

胃もたれとは、食べたものを溶かすのに時間がかかり、胃から小腸方向へと食物をなかなか送ることができない状態などで起こる症状です。下記のような症状にお困りの場合は、一度当院までご相談ください。

  • 胃の辺りが重たく感じる
  • お腹が張って苦しい
  • 少し食べただけでお腹がいっぱいになり苦しい
  • お腹が張る感覚と共に吐き気を感じる
  • 消化不良を起こしている感じがある など

胃もたれの原因

ストレス

胃など、消化管の機能は脳と深い関係で動いています。それをコントロールしているのが自律神経です。ストレスによって自律神経のバランスが崩れると、胃の機能が異常に低下することで、食物の消化に影響が出ます。

暴飲暴食・偏食

食べ過ぎるとその分胃で大量の食物を溶かす必要があるため、食物の滞留時間が長くなり、胃もたれが起こります。
脂っぽいものも消化に時間がかかるため同様です。

加齢

加齢によって様々な身体能力が低下する中で、食べ物が入ってきた際に胃の上部が拡張して食物を溜める機能、消化機能、消化し終わったものを小腸方向へ送る機能なども低下します。それによって胃もたれを起こしやすくなります。

消化器疾患

症状として胃もたれを起こす消化器疾患があります。明らかに食べ過ぎなど一時的なものは除き、胃もたれの症状が続く場合は、原因となっている疾患が無いかを確認する必要があります。

胃もたれを引き起こす消化器疾患

胃もたれを起こしやすい疾患には、以下のようなものがあります。

など

胃もたれの検査

多くの消化器疾患で胃もたれの症状が起こります。あまり食べていないのに胃もたれする、胃もたれの症状がずっと続いているといった場合、何らかの疾患が原因となっている可能性がありますので、原因疾患を突き止め、適切な治療を行う必要があります。そんな際に有効なのが、胃カメラ検査です。
胃カメラ検査は、口腔から食道、胃、十二指腸の粘膜の様子を医師がリアルタイムに画像で確認することができる検査です。もし、疑わしい組織があればサンプルを採集して病理検査により確定診断に結び付けることもできます。 当院では、内視鏡専門医の資格を持つ医師が、迅速でありながら正確な検査を行っていますので、患者様の苦痛を最低限に抑えた検査が可能です。胃もたれにお困りの際は、いつでもご相談ください。

胃もたれの治療方法

食生活の改善法

一時的な胃もたれでも、繰り返しやすい人は、以下のような点に留意して食生活を改善することで効果を得られる場合があります。

  • 食べ過ぎに気をつけ、もう少し食べたいという気持があるうちにストップする
  • 早食いは止めて、しっかり噛みながら、時間をかけて食べる
  • 脂っぽいものや肉類は控えめにして、食物繊維を多く含んだものを食べる
  • 糖分を摂り過ぎない
  • 朝昼晩と三食を規則正しく食べ、食事の間は一定以上開ける
  • 夕食は寝る3時間以上前に済ませる など

生活習慣の改善

生活習慣の中では、睡眠や休息、運動などの他に冷えなどに注意しましょう。

  • 1日の睡眠時間をしっかりと確保する
  • 少なくとも週3日以上の適切な運動を行う習慣をつける
  • 身体を冷やさないように注意する

食事習慣を整え、生活習慣の改善を行っても胃もたれが続く場合は、何らかの疾患による胃もたれの可能性が高くなります。胃カメラ検査を行って、原因疾患を突き止め、それに応じて薬物療法など適切な治療を行います。

胃もたれにお悩みでしたら当院までご相談ください

胃もたれは、よくある症状の一つで、激しい痛みなどが伴うわけではないため、つい我慢してしまいがちです。しかし、胃もたれの症状で悩む程の状態であれば、何らかの疾患が隠れている可能性があります。
当院では経験豊富な医師が、適切な診察と検査によって原因を特定し、それに応じた適切な治療を行なっていますので、安心してご相談ください。

当院について

医療法人 福岡胃腸会 春日 福岡南区 胃と大腸の消化器内視鏡クリニック 博多南院(内科・消化器内科・漢方内科・内視鏡)では、「会っただけでもホッとする、元気になった。」を目指しています。また、胃カメラや大腸カメラ検査では、細いカメラや鎮静剤を使用することにより、「楽だった」「また受けたい」と思っていただけるような検査・治療を行います福岡県春日市下白水北にある西鉄バス「下白水」「下白水北七丁目」バス停より徒歩約2分 / JR博多南駅 徒歩15分(JR西日本 新幹線停車駅)にある医療法人 福岡胃腸会 春日 福岡南区 胃と大腸の消化器内視鏡クリニック 博多南院までお気軽にご相談をください。

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この記事の監修者

「医療法人 福岡胃腸会 春日 福岡南区 胃と大腸の消化器内視鏡クリニック 博多南院」は、「会っただけでもホッとする、元気になった。」と言ってもらえる、親近感が持てる診療をめざしています。 大学卒業後、師匠より「何でも診ることができる医師になれ」との教えを胸に刻み経験を積んでまいりました。心や体の不調に対して、一般的な西洋薬はもとより、漢方薬も処方しています。
西洋薬では対応できないような風邪の諸症状や心身の症状には、漢方薬が効果的であることを知り、故 福富稔明先生に師事し、漢方専門医の資格を取得しました。漢方治療では、身体の状態に合わせて治療を行っていきます。胃カメラや大腸カメラは、細いカメラや鎮静剤を使用することにより、「楽だった」「また受けたい」と思っていただけるような検査・治療を行います。
大腸カメラは、二木会というカメラ挿入法の研究会で勉強し「楽にかつ早く」挿入する技術を身に着けました。大腸ポリープを見つけた際には、希望があればその場で切除することもできます。また、大学病院では肝臓癌の治療・研究を行っておりました。肝臓のことが気になる方も是非ご相談ください。今まで培ってきた経験をもとに地域の皆さんに寄り添い、笑顔にすることができたらと思います。

理事長 井上 欣哉 いのうえ きんや

資格

所属学会

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